第14回日整全国少年柔道大会
10月10日(月祝) 講道館

静岡県1−2青森県
初戦敗退
先鋒
内海 翔【藤枝柔道倶楽部】
(145cm 54kg)
△一本(抑え込み)○ 山寺 裕斗(149cm 63kg)
両者右組で、お互い払腰を繰り出すも決まらず。
試合終盤、胸が合った所に、相手の支釣込足で倒されて「有効」。
そのまま抑え込みに入られ一本負け。
次鋒
松永 孝彦【育誠館】
(136cm 37kg)
△一本(抑え込み)○ 高橋 一聖(154cm 73kg)
体格で劣る松永だが、軽快なフットワークで相手をいなす。
立技では、完全に相手の技をかわしていたが、試合終盤、寝姿勢になったところを
強引に仰向けにされ、縦四方固に入られ一本負け。
中堅
佐藤 光将【清水柔専塾】
(143cm 40kg)
引き分け 高橋 知希(158cm 93kg)
相手は、体重が2倍以上もある巨漢。
しかし、佐藤は臆することなく背負投げ、捨て身小内で果敢に攻める。
相手のつり手を完全に殺し、技を封じ危なげなく引き分け。副将、大将に望みをつなぐ。
副将
西畑 敬士郎【育誠館】
(145cm 56kg)
引き分け 三浦 圭偉(165cm 68kg)
ここで一本を取らないと負けが決まってしまう副将戦。
20cmの身長差を感じさせないほど、西畑は積極的に背負投げ、体落と技を連発するも
相手に上手くかわされ引き分け。ここで静岡県チームの負けが決まる。
大将
小澤 秀彰【藤枝柔道倶楽部】
(160cm 77kg)
〇有効(場外注意)△ 長谷 勇汰(168cm 93kg)
チームは負けてしまったが、一矢報いたい大将戦。
一回り大きい相手に対して、大内、払腰と攻め続ける。
防戦一方の相手が、小澤の技に圧倒されて場外に出たところで「場外注意」が与えられる。
その後も一本を取りに行くも、そのまま試合終了。

総評
5人共に、身長、体重と大きく下回っていたが(青森県は平均体重で全国で2番目に重いチーム)それを感じさせないほど軽快な動きで、積極的に攻撃していた。
青森県チームは、立技では互角だったものの、寝技が大変うまく、粘り強かった。
青森は、次の山梨県に5−0と圧勝し、その次の試合も準優勝した広島県に0−1と接戦で
あったことから、静岡のレベルもそれほど低いとは感じなかった。
しかし、全国大会にもなると、しっかりとした技(立技、寝技とも)を持っていないと、簡単には勝てないと改めて痛感した。
来年は、是非上位入賞を目指したい。

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